お米の良し悪しは、その年の 天候など様々な諸条件によっ て決まります。そのため、前 年に良質なお米が穫れた田ん ぼだからといって、次の年も 良いお米が穫れるとは限りま せん。それを踏まえ、当店で は毎年厳選したお米のみを販売。高品質なお米 だけを取り扱うため、商品は毎年変わります。

また当店では、一般米に加え、特別栽培米を数多く取り扱っております。特別栽培米とは、農林水産省の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿って栽培されたお米のことです。農薬や化学肥料の使用が制限されたなかでの栽培となるため、生産者のこだわりが詰まった品種であるといえます。

一般的に、新米はゴール デンウィークを過ぎると 味が落ちていくといわれ ています。なぜなら、お 米の呼吸作用が盛んになり、お米の中のデンプンがなくなっていくからです。また、玄米の表面にある脂肪が酸化することにより、古米臭と呼ばれる匂いも出てきます。

そこで当店は、お米を常に新米に近い状態で保存できるように大型の低温倉庫を設置いたしました。

温度を常に15度以下に保つことにより、お米の呼吸作用を抑えるとともに酸化を防ぎ、新米に近い状態を保つことが可能です。また、徹底した湿度管理により、お米の乾燥も防いでいます。

山形県の庄内地方は、昔 から米作りの盛んな地域 として知られています。 明治時代に建てられた「山居倉庫」などでも有名です。
当店にてお取引させていただいている「JAそでうら」も、この庄内地方にある農業協同組合のひとつ。庄内地方の中でも規模の小さい組合ですが、種まきから収穫まで、生産者と JAが一体となって米作りに取り組んでいます。
JA そでうらが管轄している「酒田市袖浦」は、清らかな水が流れるエリア。米だけでなく、数多くの野菜や果物も生産しています。あらゆる農作物を育てているオールラウンドプレイヤーがお米を作っているのです。

東日本大震災の被災地で もあります潮来へ6月5日に田植えの手伝いに伺って参りました。
今年は1ヶ月遅れの田植えとなりました。
今年の稲が元気に育ち、みなさまの食卓に安全な形でお届けできることを願ってやみません。
潮来市大規模稲作研究会（森内泰男会長、会員45名）では、潮来産こしひかりの地域オリジナル米づくりを推進。栽培基準を統一し、健康な土づくりを基本に、牛ふんたい肥散布や種子の温湯消毒など、減農薬・減化学肥料栽培に努めて、食味値80以上の良食味のお米作りに取り組んでいます。

平成20年産米では、会員の35名が30haの栽培規模で取り組み、145tを特別栽培米として出荷します。また、地元小学生から名称を募り、「潮来 あやめちゃん」に決定。平成20年 3月に商標登録されました。